おおぞらブログ
声のボランティアさんの紹介
2024-03-22
今回は「声のボランティアさん」の活動を紹介したいと思います。
声のボランティアは、市内の視覚障害のある方を中心に、新聞や社協だより、障害関連の記事など読み上げ、音声をCD(モザイクだより)化し、「声を届ける」という活動を行っております。
障害者福祉センターでは、打合せと編集作業で地下の録音室を使うなどで、施設をご利用いただいております。
本日は、その編集作業の様子を見学させていただきましたので、その活動内容を簡単に紹介させていただきます。
センターでは、CDに入れる音声データの編集と音声をCDに焼き付け、音源として作成する作業が行われています。
まず、音声データですが、取り扱う記事を読み上げ、パソコンで音声データとして作成します。この録音した音声データをウェブサイトで校正します。
そして、音声データを専用ソフトで雑音を消し、合間の秒数を削る、音声データを圧縮するなどして、音声データを仕上げていきます。そうして出来た音声データをCDに焼き付けていくという作業を経て、モザイクだより(CD)が完成するのです。
このモザイクだより(CD)には、様々な記事が音声として収録されており、3時間を超える内容となっています。
完成されたCDは「モザイクだより」として、皆様のもとに点字郵便を活用して届られるそうです。
ボランティア活動もIT技術の活用、デジタル化している実際を目にして、大変、驚きましたが、皆さん慣れた様子で作業を進めているので、さらに驚きました。
これからも、このモザイクだより、声を届ける活動を頑張っていただきたいと思います。