地域交流・懇談会、地域活動から
社会福祉法人による社会貢献事業
第4回 社会福祉法人による社会貢献事業協議会の報告
2016-11-15
平成28年10月7日(金)第4回協議会を開催しました。市内に施設や事業所を持つ16法人19名の他、東京都社会福祉協議会地域福祉部、清瀬市役所健康福祉部地域包括ケア推進課からも出席いただきました。
全体で国の考えや東京都全体での取り組みを共有したのち、清瀬市内での連携による取り組みについて4部会に分かれて話し合いをしました。
【A.相談支援の仕組みづくり】
「発達障害に対応できる相談窓口がない」「専門分野外の相談をどうつなげていけるか」など、地域に足りない相談窓口や専門外の相談を埋もれさせない仕組みなどについて意見交換をしました。
【B.さまざまな場づくり】
「引きこもりの方や制度につながっていない方などの居場所」「歩いて行ける距離の居場所」「食事提供ができる場」などがあるとよいのではないか、地域住民からの声も合わせて検討できるとよいのではないかなど地域に求められる場について意見交換をしました。
【C.人材育成と福祉教育】
専門職の養成や当事者支援、地域への福祉教育とさまざま考えられるが、まずは専門職の持つ知識を地域に広めていくことから始めてはどうか、身近な地域の中でのささえあいサポーターのような仕組みを考えられないかなどの意見が出されました。
【D.広報・情報発信】
情報発信の内容については各部会の内容が見えてこないと難しいのではないか、まずは協議会の取り組みが始まっているということを知らせる必要があるなどの意見が出されました。
今回各部会で出された意見の他、社会福祉法人や民生委員を対象としたアンケート調査の結果をもとに、各部会でどのような仕組みを作っていくか検討していく予定です。今後も市内の全事業所の参加呼びかけを継続しながら、分野を超えたネットワーク化や事業化に向けた協議を重ねていく予定です。