地域交流・懇談会、地域活動から
コロナ禍における市内の活動を紹介するページ
地域の見守り安全隊 「野塩パトロール」
2020-12-07
今回は、野塩地域で行われている「野塩パトロール」に参加させていただき、お話しを伺いました!
テレビのニュースで子どもたちが巻き込まれる事件や事故を聞き、悲しい出来事が少しでも減りますようにという思いから「子どもたちの見守り・地域の防犯・日々の散歩」を組み合わせた「野塩パトロール」を平成14年に立ち上げし、地域の方への声かけで30名ほどのメンバーが参加。現在は、14名(男性9名と女性5名)のメンバーと共に学校や警察、市などと連携しながら行っています!
活動は、学校の開校日。緑のベストと帽子を着用し、子どもたちの下校時、車がよく通る横断歩道2か所をポイントにグループ(1グループ2名以上)に分かれ、横断の見守りをします。日々続けている活動から子どもたちとも顔なじみで「おかえり」と声をかけると「ただいま」と挨拶、時には今日の出来事なども話してくれます!
見守りの後は、地域の防犯パトロールへ。水分やバンドエイドの他、道や場所を聞かれたときに案内ができるように地図も常備持参。散歩を兼ねたパトロールでは、地域の方との会話や季節ごとに変わる花木や野鳥の鑑賞なども楽しみの一つで、運が良ければカワセミにも会えます♪
~コロナ禍での活動~
今年は、コロナでいろいろな地域活動が中止や休止となっているが、パトロールは野外で密にならないので、子どもたちが学校へ通っている間は、見守りを続けよう!と消毒やマスクの着用、日々の検温、また体調が優れないときには、パトロールを交代するなど感染予防対策をしながら活動継続してきました。
~参加者からのメッセージ~
この活動を通して、子どもたちにも普段から声かけがすることができ、保護者の方々からも「ありがとう」と言われると続けてきて良かったと感じる。今では、学校から入学式や卒業式、運動会に展覧会など行事に招待され、一緒に参加しています。難しく考えず、散歩しながらの見守りと思うと参加しやすい。毎日歩くことで、自分自身の健康維持にもつながる。このような見守り活動がいろいろな地域で広がるといいな♪と思います。