地域福祉権利擁護事業
地域福祉権利擁護事業とは、認知症、知的障害、精神障害などのために判断能力が十分でない人に対して、福祉サービスの利用に関する援助や日常の金銭管理などのお手伝いをする事業です。
こんな場合は相談してください
高齢者や障害のある方で、次のようなことでお困りの場合はご相談ください。
○色々な書類が届くけれど、よくわからない
○福祉サービスを使うための手続きを手伝ってほしい
○光熱費や家賃などの必要な支払いや、月々の生活費の管理がうまくできない
○大切な書類などをなくしてしまうことがよくある
サービスの内容と利用料金
1サービスの内容と利用料金
福祉サービスの利用援助 | 料金 |
○福祉サービス利用援助 ○行政サービスや日常生活に必要な手続き支援 ○定期的な訪問(見守り、相談、郵便物確認) ○福祉サービスに関する苦情解決制度の利用援助 |
1回1時間まで1,500円
1時間を超えた場合は、30分までごとに500円を加算します。
◆通帳等をお預かりして援助する場合
1回1時間まで2,500円
1時間を超えた場合は、30分までごとに500円を加算します。
※支援に関わる交通費は、別途ご負担いただきます。 ※利用料減免を設定しています。詳しくはお問合せください。 |
日常金銭管理 | |
○各種支払い ○年金等の各種受領手続き ○生活費の預金からの払戻、預入、解約 ○施設などが行う金銭管理の見守り |
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書類などの預かりサービス | 1ヶ月 1,000円 |
○証書類 ○日常的に使用しない預貯金の通帳 ○不動産の権利証や契約書類 ○実印や銀行印 |
ご利用までの流れ
サービス利用にあたっては、一定の判断能力が求められます。契約意思が確認できない場合は契約できません。
地域福祉権利擁護事業はこのようにご利用いただいています。
高齢のAさん
Aさん(80代)は一人暮らし。最近、通帳や印鑑の置き場所を忘れたり、手続きに必要な書類を紛失して締切に間に合わないことが度々ありました。また、近所の銀行へお金をおろしにいくことも大変になり、ケアマネジャーに相談したことで、地域福祉権利擁護事業を利用することになりました。
契約後は、Aさんの希望で通帳と印鑑を社協でお預かりし、生活支援員が月1回訪問して、Aさんの代わりに銀行へ行って生活費を払い戻したり、Aさんと一緒に郵便物や書類の確認をして手続きが必要なものがあれば、お手伝いしています。定期的な訪問がある事により、安心して生活ができるようになりました。
知的障害があるBさん
知的障害があるBさん(40代)は、初めての一人暮らしを始めました。計画的にお金が使えないことや、自宅へ届く郵便物の内容が理解できずに困っていました。その状況に気付いた近所の知人が一緒に社会福祉協議会に相談しました。
契約後は、生活支援員が月2回訪問し、お金の使いみち等を話し合い、一緒に銀行へ行って生活費の払い戻しをしたり必要な支払をおこなっています。また、一緒に郵便物を確認して、手続きが必要な書類があればBさんが記入するお手伝いをしています。Bさんは生活支援員と一緒に銀行へ行ったり、書類手続きをすることで自信がつき、自分で出来ることも少しずつ増えてきました。
お問い合わせ
清瀬市社会福祉協議会 きよせ権利擁護センター あいねっと
【 住 所 】 清瀬市下清戸1-212-4 コミュニティプラザ2階
【 T E L 】 042-495-5573(直通)
【 F A X 】 042-495-5335
【受付時間】 8時30分~17時 祝日・年末年始を除く月曜日~金曜日
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